ヴィーガンというスタイル

raw_vegan

さいわい、わたしの周りにはとても素敵な方が多いので、

たとえ、自分がベジタリアンやヴィーガンでなかったとしても、

わたしが、こういうスタイルをとっていると説明すると

 

そうなんだね

 

と、一緒に共存できるような選択肢を考えてくれたり、

そういうお店を探してくれる、氣を配ってくれるケースが多いので

 

なんで肉食べないんだ?!

 

と問い詰められたことは全くありません。

(あれ、わたし、怖いのか? 笑)

 

なので、議論したこともないし、する氣もないのですが、

わたしは、ヴィーガンはあくまでもライフスタイルであり、

 

戦争に反対したり

原発はもういいよね、って思ったり

子どもには安全な食品を与えてあげたいな、って思ったり

 

そういうものの、延長であると思うのです。

 

なので、ヴィーガンだからといっても、車にも乗るし、

家を建てるときには生態系にごめんなさいして、土を掘ったり木を伐採したりするのです。

 

ニンゲンが全く他に影響を与えずに生きていくのは

現段階では不可能だと思っているので、

わたしは、「可能な限り」「無駄な殺生をしない」というスタンスで、

ヴィーガンというライフスタイルを選んでいるのです。

 

乳製品や卵は本当に必要ですか?

お肉やお魚は本当に食べる必要がありますか?

革製品を身につける必要はありますか?

 

vegan_vegetables

 

縄文人の生活や江戸時代の生活のいいところを・・・ということで

魚を推奨したり、肉を推奨したりする○○法、みたいなのがあるみたいですが、

それは「健康」などの単一的な視点だけでいつも語られるので、

終りのない議論になりがちです。

 

食や健康というのは、本当に個人的なものであり、いろんな要素が絡み合っているものなので、

何がよかった、とか何が悪かった、というのは

結局は個人の体験の域をでないのだと思っています。

(もちろん、体系的なデータや傾向という意味では参考となる事例はたくさんあると思います。)

 

地球に存在する生命体の一種として、

日本人はずっと魚を食べてきたから、とか

ニンゲンはそもそも肉食だった、とか

そういう「今までの枠」をそろそろ超えなければいけない時期にきているのではないでしょうか。

 

 

原発事故で魚が危なくなってしまったのも、

何かしらのメッセージだといえるのではないかと思います。

 

 

わたしも、日々学びながら、自分のスタイルをできる範囲で実行しています。

 

 

一人一人が、自分のスタイルを深く内観とともに見つめ直し、

今、できることの選択をしていってほしいな、と思っています。