わたしがヴィーガンライフを選んだ理由、それは
自分の感覚に正直であるため
です。
わたしは、お肉をいただくことをキッパリやめて1年。
そして、魚など乳製品、卵もいただくことをやめて「ヴィーガンライフ」を選ぼうと決めて約半年がたちました。
数年前には、わたしがこのようなライフスタイルを選んでいることは想像もつかないほど、いわゆる「普通の」食事をしていました。
特に出産前までは、食べるのも飲むのも大好きで、高級なものからB級グルメまでたくさんのオカネを費やしてきました。
お肉を食べなくても良いかな、というハッキリとしたきっかけは特にないのですが、
長男の離乳食の時に全然お肉を受け付けないことから、「あれ?」と思いだし、
だんだんとお肉を食卓に並べなくなり、
次男を出産した後には、「もうお肉食べなくてもいいのではないか・・・」と思うようになりました。
肉食について、奥の奥のほうで抱いていた疑問や罪悪感に向き合ってみようと思った時から、
と殺の動画や現状についての情報がはいってくるようになりました。
最初は、「肉食を否定すること」への言いようのない怒り、罪悪感、様々な感情がわいてきて、
その情報を流している人に怒りの感情を向けることで無意識に、懸命に自分を正当化しようとしていました。
(ですので、肉食を否定されて怒り出す人たちの氣持ちも、なんとなく理解できるのです)
やがて、自分の内面と向き合っていくと、怒りの原因は自分にあることがわかり、
肉食の実態について、ちゃんと向き合ってみようと思うようになりました。
その間、「動物も植物も生きているではないか」とか、「栄養的に大丈夫なのか」とか、「他の人になんていおう」とか、
いろいろ悩みましたが、自分の体験で語れないと意味がないというところにたどり着きました。
そんなとき、先行してヴィーガンライフを選択している友人から、と殺場の見学の誘いをいただきました。
その時のレポートはこちらです。
その時の経験は、わたしにとって軸になる貴重なものでした。
動画をみるだけでは感じられない匂いや雰囲氣、施設の照明や水の使い方、動物たちの様子・・・・
細部にわたって「感じた」ことにより、わたしの中の迷いはなくなりました。
動物を自分で殺して料理するのと、植物を畑で収穫するのは、全くちがうものです。
これは「同じイノチ」というくくりでいうと、同じかもしれません。
でも、感覚的には絶対に違うものです。
わたしは人を殺してはいけないと思う、それは常識や知識ではなく、感覚的にあるもの。それと同じだと思ったのです。
その頃から、わたしは自分で最初から最後まで調理ができると思えるものを、感謝していただこうと考えて生活しています。
ヴィーガンになったのは、健康のため、動物のため、地球のため、という後付け要素はありますが、
単純に自分の感覚に正直でありたい、そこが一番の軸になっているのです。