日本が誇る?スーパーフードの一つ、納豆。
ヴィーガンでなくても、カラダによさそうだし、発酵させた大豆だし、良さそうですよね。
でも、以前から納豆については、その納豆菌を培養するにあたり、
動物性のエキスが使われている、という投稿やブログを多く目にしたため
はっきりしない状況のまま、遠ざけていました。
でも、子ども達、納豆好きだし、食べさせてあげたいなぁ・・自分で作る余裕ができるまで、なにかないかな?ということで
調べてみることにしました。
まず、見つけたのはこちらの記事。
http://kansaixvegan.blog.fc2.com/blog-entry-87.html?sp
大手メーカーさん2社に問合せしてくださった結果について書いてくださっています。
できれば、地元産の大豆を使っている、地元産のメーカーを応援したいなぁ、ということで
長野、山梨のメーカーさんで、近くでよく見かける数社に問合せをしてみました。
うち一社さんが非常に丁寧に教えてくださいました。
納豆業界の95%くらいは、最大手の納豆菌メーカーさんから納豆菌を仕入ていて、
その納豆菌のつくりかたや成分については非常にクローズドの世界であり、
BSEが騒がれた頃は、牛由来のものは使っていないという回答はいただいたが、
その他についてはわからない。
そして、ヴィーガンのお客様のために、ということで問合せしてもらったところ、
培地に一部魚のエキスを使っているという回答でした。
というわけで・・・
納豆菌を自家培養しているメーカーさんでないと、厳しい可能性が高いというところですね。
ちなみに、納豆菌のメーカーさん。どこが最大手かまでは聞きませんでしたが、
納豆学会のウェブサイトに数社紹介されています。
http://www.nattou.com/topics/kin.html
そこで、最初に紹介した記事の中で植物性のみで培養を行なっているという、
タカノフーズ株式会社のお客様センターへ電話して聞いてみました。
2016年6月6日の問合せ内容を記録しておきます。
・納豆菌について
培養は自社にて行なっており、すべて植物性のものを使用している
・放射性物質検査について
水は3ヶ月に1回、 大豆は年に1回、収穫時に実施している。
製品の検査はランダムにて実施。すべての基準値は1bg/kg (セシウム134,137の合計値)。
・米粉の利用について
独自の製造方法でいれることによって品質が安定するため、米粉を微量使用している。
熱処理をした国産のもの。
ということでした。
現段階においては、タカノフーズさんの納豆はヴィーガン対応で購入してもよいのではないかと判断します。
たれなしのものがあれば、なお良いのですが・・・
また、何か情報があったら報告しますね。
そして、近々自分で作ってみようと思います。
☆追記
その後、大手メーカーでは遺伝子組み換えの納豆菌が使われているという情報をみかけるようになり、
現在は培養土にどうぶつ性を使っていない小さな地元メーカーさんの納豆を利用するようにしています。
こちらも近々、確認してみようと思います。