わたしのレシピをいくつかご覧になれば、
ほとんどが醤油、みりんで味付けをされていることにお氣づきかと思います。
調味料はイイモノを選べば、あとは素材の味で本当に美味しく、しかも簡単にできてしまうのです。
お値段は少し高めかもしれませんが、手間は材料への吟味、そして自主的にしてくださっている放射能検査等の手間を考えると
とてもお安く提供してくださっているお店も多いと思います。
こちらの、井上古式醤油は、数年間愛用している醤油で、とにかく美味しいです。
いろいろなところで取扱いがありますが、お店のウェブサイトはこちらです。
☆残念ながら、作り手はヴィーガンさんではないと思われます。
なお、原材料や放射性物質への検査に関する姿勢について、お店に直接問合せをいたしました。
井上醤油店さんの許可をいただきましたので、回答内容を掲載いたします。(回答時期:2015年11月)
■放射性物質検査に対するスタンスについて
当店は島根県産を中心とした原料(大豆・小麦)で仕込んだ天然醸造の醤油、味噌を製造しております。
西日本では主流のアミノ酸調味液や甘味料を加えない、いわゆる無添加の製品を製造しております。
この原材料を使用し、弊社の基準である品質に到達した段階の醤油、味噌を製品化し、
国産原料使用の天然醸造で合成添加物をはじめとした材料を使用しないという基準でお客様からご支持を頂いていると考えております。
さて、原発事故以来、残留放射能が広く心配され、今日に至っております。
当社としましても、原料生産者・原料供給者(JAなど)に放射能検査など実施を求めたり、
自社工場の汚染・製品の放射能検査などを実施して参りました。
原料が事故地の福島より離れた島根県中心(一部鳥取県産、山口県産など含む場合があります)の中国地方産大豆、
小麦を使用している事で現在は年1~2回程度の製品の放射能検査を専門機関へ依頼し有償で検査をしております。
これまでのところ各種放射性物質の検出はされていない状況であります。
当社指定産地の穀物の放射能、使用する原料水(地元自治体の斐伊川上流水由来の水道水)の放射能なども
これまでのところ検出されていない状況で御座います。
お問い合わせいただきました古式醤油の放射能検査ですが、2014年8月(賞味期限2016年8月5日分)に検査をしております。
セシウム・ヨウ素ともに不検出でした。
近日中に次の検査を予定しておりますので、分かり次第お知らせ致します。